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天界の新組織の代表が決まらず、イマもヒカリは天界の各地を駆け回っている。大変なイマ、だが、それでも彼女は笑顔を絶やさなかった。なぜなら、この先には幸せな未来が待っていると信じていたから。
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風はときに厳しく、ときに優しい。それはきっと、シルフが生きとし生ける命のためを思ってのことだろう。過ちを犯すことはある。だが、それでも風向きは変えられるのだから。
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ミドリの居場所は竜界だった。竜界の新組織に籍をおき、天界、魔界、常界、ひいては神界との橋渡しを担っていたミドリ。走り出したら止まらない。そう、彼女はたくさんの追い風を感じているのだから。
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雨が降ると、退屈な気分になる人もいるだろう。だが、雨が降ると、心が落ち着く人もいるだろう。それは自然への恵みでもあり、心への恵みでもあった。ウンディーネの想いは、みなの心へ。
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波打ち際、その体を委ねていたアオト。砂浜に記したふたりの名前は、きっとすぐ波にさらわれるだろう。だが、それでよかった。最愛の女性はその心に生き続けるのだから。イマの僕に、なにが出来るのかな。きっと、なんでも出来るよね。