No.0863
パイモン
ユニット
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パイモン 2014-08-29
パイモンがその場所に訪れた時、既に戦いは終わっていた。ハートの髪飾りは歪み、赤い薔薇は散り、ロングコートは凍りつき、シルクハットは焼け焦げていた。古の竜の血など所詮は敗者の、下等な血ね。吐き捨てた言葉。夢より素敵な魔法だなんて、聞いてあきれるわ。そこには、地面にうずくまった道化竜がいた。
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南魔王パイモン 2014-08-29
南魔王パイモンが作りし陽炎、そこに映し出されたのは捕われた家族達だった。これは夢です。現実だ。夢を見ているんです。現実だ。なぜ、いつも世界は僕達を。世界など、始めから誰の味方でもなければ、裏切りなど存在しない。そして、更に映し出された一人の少女。直後、グリモア教団から南魔王の存在が消えた。
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南従者パイモン 2015-10-15
なぜ、お前がここに。それは一筋の光。約束を忘れてしまったのですか。南従者が浮かべる優しい微笑み。なぜだと、聞いているんだ。その微笑みの返事にと、流れたのは大粒の涙。真っ暗な地下宝物庫で果された再会。そしてパイモンは、小さな体をそっと抱き寄せる。ずっと側にいるって、約束したじゃありませんか。
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パイモン：初詣 2017-01-06
よし、これで苦しくないな。パイモンは着物の首元を緩め、満足げな笑みを浮かべた。そして、そのまま隣の部屋へ。さぁ、お着替えしましょう。まずは肌着を着てください。これくらい、ひとりで出来る。だが、その言葉を聞き流し、着付けを進めるパイモン。やっぱり、思っていたとおり、とってもお似合いですよ。
ユニットスキル
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パイモンLS フィアライズ:アサルトⅢ 味方の炎属性ユニットの攻撃力が2.5倍になる AS リレフトツー:ファイア 手札の左から2枚が炎パネルになる(SP消費:3) NS ナンバーナイン 
敵単体に炎属性の中ダメージを与える PS パネルディバリア：アクア 敵から攻撃を受ける時、手札の水パネル1枚につきダメージが10％増え、そのパネルをランダムに交換する -
南魔王パイモンLS フィアライズ:アサルトⅣ 味方の炎属性ユニットの攻撃力が3倍になる AS リレフトツー:ファイア 手札の左から2枚が炎パネルになる(SP消費:3) NS ナンバーナイン：ナイン
敵単体に炎属性の大ダメージを与える PS パネルディバリア：アクア 敵から攻撃を受ける時、手札の水パネル1枚につきダメージが10％増え、そのパネルをランダムに交換する -
南従者パイモンLS 南の従者 炎属性のHPが2倍、攻撃力が3倍。さらに、味方の1パネルスキルが成立した時、攻撃力が1.2倍になる AS リディング・ファイア 手札の左から2枚が炎パネルになる(SP消費:2) NS シェパーズ・クルーク
敵単体に炎属性の特大ダメージを与える PS パネルバリア：アルカ 敵から攻撃を受ける時、手札の水パネル1枚につきダメージを3％減らし、そのパネルをランダムに交換する -
パイモン：初詣LS 南従者の初詣 味方の炎属性ユニットのHPと攻撃力が2.5倍になる AS リディング・マリ 手札の左から2枚が炎パネルになる(SP消費:1) NS 少しきついわ 
敵単体に炎属性の大ダメージを与える PS ほら、いくわよ 2属性以上で同時に攻撃するとき、味方全員の攻撃力が1.5倍になる(同系統パッシブスキル重複不可)
関連テキスト
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火想郷アルカディア
南魔王の踵：神級[回枚数減]一人の少年は、力を欲していた。一人の少女は、力を拒絶していた。それは遥か昔、古の竜の幼少期。壁に書かれた落書き、毎年増える白い線。だが、二人は並んで歩けなかった。そんな思い出の火想郷を、南魔王はいとも簡単に踏み躙ってみせた。 -
パイモンパイモンがその場所に訪れた時、既に戦いは終わっていた。ハートの髪飾りは歪み、赤い薔薇は散り、ロングコートは凍りつき、シルクハットは焼け焦げていた。古の竜の血など所詮は敗者の、下等な血ね。吐き捨てた言葉。夢より素敵な魔法だなんて、聞いてあきれるわ。そこには、地面にうずくまった道化竜がいた。
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南魔王パイモン南魔王パイモンが作りし陽炎、そこに映し出されたのは捕われた家族達だった。これは夢です。現実だ。夢を見ているんです。現実だ。なぜ、いつも世界は僕達を。世界など、始めから誰の味方でもなければ、裏切りなど存在しない。そして、更に映し出された一人の少女。直後、グリモア教団から南魔王の存在が消えた。
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南従者パイモンなぜ、お前がここに。それは一筋の光。約束を忘れてしまったのですか。南従者が浮かべる優しい微笑み。なぜだと、聞いているんだ。その微笑みの返事にと、流れたのは大粒の涙。真っ暗な地下宝物庫で果された再会。そしてパイモンは、小さな体をそっと抱き寄せる。ずっと側にいるって、約束したじゃありませんか。
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黄金の夜明け：終章Ⅰ
黄金の夜明け：終章Ⅰみなみまおーは、ずっといっしょにいてくれますか。それは、幼き日に交わした何気ない約束。だが、少女は幾つ歳を重ねようと、その約束を忘れることはなかった。そして、そんな約束を交わした相手もまた、二人の約束を忘れることはなかった。 -
黄金の夜明け：終章Ⅱ
黄金の夜明け：終章Ⅱ南館からの侵入者は、再び旧教祖の手を引いた。そこには旧教祖と旧南魔王という関係ではなく、一人の少女と南従者という関係が存在していた。さぁ、ここから抜け出しましょう。そして、この日、旧教祖は本当の意味での外の世界を知ったのだった。 -
黄金の夜明け：終章Ⅲ
黄金の夜明け：終章Ⅲ私はもう、教祖ではないのだ。旧教祖は涙ながらに訴える。ええ、存じております。だから私は、南魔王ではなく、南従者なのです。そして、私だけではなく、きっと彼らも同じはずです。二人は崩れ行く教団を眺めながら、かつての三人を待っていた。 -
黄金の夜明け：終章Ⅶ
黄金の夜明け：終章Ⅶほら、見てください。南従者の一声は、旧教祖の視線を誘導するに十分だった。西から男が一人、北から男が一人、東から女が一人、装いを新たにした三人が、再び一つの場所へと集まろうとしていたのだった。そしてほら、もうじき、夜が明けますよ。 -
偽りの王：創炎神Ⅸ
♯09 偽りの王：創炎神常界へ無数の被害をもたらした炎の災厄。そして、その炎の災厄はアカネたちによって食い止められた。だが、常界の人々の心には、神々への恐怖が植え付けられ、それと同時に、その場を救った「正体不明の女」へと、賞賛が向けられたのだった。 -
パイモン：初詣よし、これで苦しくないな。パイモンは着物の首元を緩め、満足げな笑みを浮かべた。そして、そのまま隣の部屋へ。さぁ、お着替えしましょう。まずは肌着を着てください。これくらい、ひとりで出来る。だが、その言葉を聞き流し、着付けを進めるパイモン。やっぱり、思っていたとおり、とってもお似合いですよ。
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少女と従者の正月Ⅲ
#03 少女と従者の正月髪型はどういたしましょうか。パイモンはクロウリーに尋ねた。お前に任せる。せっかくですし、ロングにしましょう。私はこの金色に輝く綺麗な髪が大好きですから。いまも、変わらないんだな。少女は、髪を伸ばすと決めた日を思い出していた。 -
扉の先へ：教団Ⅰ
♯03 扉の先へ：教団パイモンを包み込むアザエルの炎。貴様のこれが、神が与えた力だというのなら、世界を滅ぼす力だというのなら。奪われるパイモンの体力。だが、それでも耐えてみせたパイモン。私の炎は、あの人のために、イマの世界を守るためにある力なんだ。 -
扉の先へ：教団Ⅰ
♯05 扉の先へ：教団燃え上がり、やがては消える炎。そう、アザエルの炎は消えた。そして、ときを同じくしてパイモンの炎も消えた。それでも、パイモンは決して倒れなかった。私は約束したんです。ずっと一緒にいるって。その言葉が、パイモンを生かしたのだった。 -
エピローグLXXV
EP：南従者パイモンパイモンは常界の新組織の代表の側をいつまでも離れなかった。
敵スキル
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「下等生物に興味は無いわ」
「受け止めてくれるかしら」
【ナンバーナイン】
「スキルは使わせないわ」
「命乞いするなら今のうちよ」
【ナンバーナイン：ファイア】
【ナンバーナイン：ノーン】「足掻いてみせなさい」
【ナンバーナイン：ライト】
【ナンバーナイン：フルノーン】
「手足を縛られる気分はどうかしら？」
【ナンバーナイン：ナイン】「完全世界へ、行きましょう」
【コンプリケイション】 -
「下等生物に興味は無いわ」
「受け止めてくれるかしら」
【ナンバーナイン】
【ゲイズ】「私の役目は、ただ一つ」
「完全には程遠いな」
【コンプリート】
「指一本、触れさせない」
【ウィンドミル】【ナンバーナイン：ファイア】
【ナンバーナイン：ノーン】
「引き下がる気は無いのかしら？」「足掻いてみせなさい」
「全てを拘束される気分はどうかしら？」
【ナンバーナイン：ライト】
【ナンバーナイン：ノーン】
【ナンバーナイン：ナイン】「ずっと側にいる、それが私の役目よ」
【コンプリケイション】
