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グライフがダンテから与えられた任務。一つ、王の象徴であること。二つ、神の翼になること。三つ、黄金を守ること。一つ目と二つ目、それは王都ティンタジェルで王から神へと変わるアーサーを見届けることだった。そして、三つ目の黄金の意味―。
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―それは、やがて王となるクロウリーの力となること。そう、最初は二択の三択だった。だが、違った。ダンテ、貴様は初めから、裏切るつもりだったんだろう。そう、一択の三択だったんだ。だから俺は、第四の選択をした。俺が貴様を裏切るという。
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一瞬の隙をつき、グライフの爪を弾いたフォルテ。俺はアンタがどういうつもりか知らないし、聞かされたこともねぇよ。そのフォルテの言葉はダンテへ。だけど、俺はアンタだからついてきたんだ。だから、アンタの思うように、好きにやってくれよ。
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ダンテの真意を知り、頭を抱えてしまったジャンヌ。だったら、なんで最初から言わないのよ。そして、その問いにレイピアで答えたダンテ。俺の奏でが道を開く。引き裂かれた空間、そこに生まれたのはかつてダンテが通った聖神へ通じる裏口だった。
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さぁ、早く進め。裏口へ飛び込むアカネたち。行かせるか。すかさず飛びかかるグライフ。だから、邪魔すんなって。そんなグライフへと殴りかかるフォルテ。あとは、頼んだ。優しいダンテの微笑み。そして、ダンテはその裏口を閉じてみせたのだった。