No.1155
クラウディ
ユニット
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1155
闇
妖精
クラウディ 2015-02-20
何列にも並んだ席の一番前、教卓の目の前が指定席となっていた少女がいた。学年一背が低く、体重も軽い小さな少女。だが、存在感は誰よりも大きかった。そして、そんな少女は卒業式で精杖型ドライバ【クラウディ】を手渡された。その時、入学以来初めて開いた口。これでやっと、魔物を葬っても罪に問われないわ。
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曇術師クラウディ 2015-02-20
ウェザードリーズが一同に集まる場であっても、曇術師クラウディが口を開くことは決して多くなかった。必要な時、必要に応じて、必要な言葉だけを発する。それが彼女だった。だが、そんな彼女が豹変したのはとある計画が説明された直後。二人の仲を引き裂いてやるわ。八つ裂きにしてやるわ。魔物は、死ねばいい。
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真曇精将クラウディ 2016-10-13
私は彼らとは仲良く出来ない。クラウディが申し出た天候術部隊からの脱退。だが、それを引き止めたのは天界の女王だった。だからこそ私はあなたにいて欲しい。理想の裏側に存在する現実。そう、あなたのような人が必要なの。ひねくれた彼女は、その真っ直ぐな言葉を疑い、真曇精将の役を引き受けたのだった。
ユニットスキル
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クラウディ
LS ダークスピリリミット:シフトⅡ 味方の闇属性妖精族ユニットのHPと攻撃力が2倍になる AS デイ・ザ・クラウディ HPを75％回復する NS クラウディ 
敵単体に闇属性の中ダメージを与える PS パネルダウン：フロント 炎パネルと水パネルと風パネルの出現率が少し下がる -
曇術師クラウディLS ダークスピリリミット:シフトⅢ 味方の闇属性妖精族ユニットのHPと攻撃力が2.5倍になる AS デイ・ザ・クラウディ HPを75％回復する NS クラウディ：セカンド
敵単体に闇属性の大ダメージを与える PS パネルダウン：フロント 炎パネルと水パネルと風パネルの出現率が少し下がる -
真曇精将クラウディLS 真なる曇精将 闇属性妖精族のHPと攻撃力が2.5倍。さらに、2･4パネル以外のスキルが成立していない時、攻撃力が2倍になる AS レイ・ザ・クラウディ HPを75％回復し、3ターンの間、味方全員と敵全体が暗闇状態になる NS クラウディ：サード
敵単体に闇属性の特大ダメージを与える●特性:味方が暗闇状態なら、代わりに超特大ダメージ PS パネルダウン：フロントⅡ 炎パネルと水パネルと風パネルの出現率が下がる
関連テキスト
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クラウディ何列にも並んだ席の一番前、教卓の目の前が指定席となっていた少女がいた。学年一背が低く、体重も軽い小さな少女。だが、存在感は誰よりも大きかった。そして、そんな少女は卒業式で精杖型ドライバ【クラウディ】を手渡された。その時、入学以来初めて開いた口。これでやっと、魔物を葬っても罪に問われないわ。
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曇術師クラウディウェザードリーズが一同に集まる場であっても、曇術師クラウディが口を開くことは決して多くなかった。必要な時、必要に応じて、必要な言葉だけを発する。それが彼女だった。だが、そんな彼女が豹変したのはとある計画が説明された直後。二人の仲を引き裂いてやるわ。八つ裂きにしてやるわ。魔物は、死ねばいい。
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明日の天気Ⅴ
♯05 クラウディの予報魔物はみな、死ねばいいのよ。何が彼女をそこまで掻き立てるのか。裏切り者の闇精王も、あっちにいるのよね。闇の力が、魔物のものだなんて、誰が決めたのかしら。魔物がいなくなれば、私の両親は。それにもう、隠れて生きる必要もなくなるのよ。 -
聖戦：闇の戦Ⅳ
♯07 聖戦：闇の戦死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね、死ね。クラウディがかざした杖は再び夜を呼んだ。殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す、殺す。ムラマサが引き抜いた刀は妖気を死霊を呼び覚ました。さぁ、殺し合いを始めましょう。 -
聖戦：闇の戦Ⅴ
♯09 聖戦：闇の戦みんな死ねばいい。魔物への怒りを顕にしたクラウディ。あんたらの女王だって、付き添う闇精王だって、みんな大嫌い。杖から発せられた闇が形を成したのは大鎌。私がすべてを切り裂いてあげるのよ。そこには残された力すべてが込められていた。 -
真曇精将クラウディ私は彼らとは仲良く出来ない。クラウディが申し出た天候術部隊からの脱退。だが、それを引き止めたのは天界の女王だった。だからこそ私はあなたにいて欲しい。理想の裏側に存在する現実。そう、あなたのような人が必要なの。ひねくれた彼女は、その真っ直ぐな言葉を疑い、真曇精将の役を引き受けたのだった。
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聖戦：その後・天界Ⅴ
♯10 聖戦：その後・天界やっぱりね、私は彼を王であると認めることは出来ないみたい。聖戦の果て、再び入れ替わった王。不信感を抱くのはごく当たり前の感情だった。だけど、いまだけは従ってあげる。もし、王に相応しくないと思ったそのときは、私が殺してあげるから。 -
雨が降るわけでもなく、晴れ渡るわけでもない、そんな中途半端な空模様。私が生まれたのはそんな中途半端な日だった。そして、私という中途半端な存在が生まれてしまったの。曇り空の下、クラウディは伏目がちに小さな声で講義を始めたのだった。
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オープンルーム：クラウディ
よどむ心天界の長い歴史の中で、闇の力は妖精たちから異質だと思われていた。そう、闇は相反する魔界の象徴だからと。なにも、私は望んでこの力を得たわけじゃない。クラウディが持っていた資質。私のような血筋の存在は、生きづらい世界だったのよ。 -
オープンルーム：クラウディ
曇術の師私は無理しながら普通に生きることは出来なかった。だから、仕官学校に入った。ここでなら、私のような存在でも、力さえ手にすれば生きていけるから。誰かを怨むでもないクラウディは、自らの資質を怨み、そして、その怨みを力へ変えたのだった。 -
オープンルーム：クラウディ
曇術の心得いつまでも晴れなくていい、雨も降らなくていい、このもやもやした感情を抱えて生きていく。それがクラウディの選んだ道。それに、曇り空はどっちに転がるかわからないの。次は晴れるかもしれない、雨が降るかもしれない、そういうものなのよ。 -
オープンルーム：クラウディ
真曇の教え聖戦が終わったいま、クラウディに訪れた心境の変化。私は晴れなくていい、雨も降らなくていい、ずっと曇り空でいい、そう思ってた。だけど、いまはどっちに転んだとしても、別に構わないわ。その心境の変化は彼女なりに成長した証だった。 -
オープンルーム：ウェザーズ
真なる曇り空どう転ぶかわからない、私たちの曇り空。だけど、私たちはそれでいいのよ。無理に晴らさなくていい、無理に悲しまなくていい。もやもやとした感情。言葉で言い表せない感情。私たちはそれでいいの、だって私たちは、初めからそういう存在だもの。 -
エピローグLXVI
EP：真曇精将クラウディ結局、自分の意思で天界の新組織から外れることになったクラウディ。勝手に死んだ王様なんて許せないわ。そう、ただの小さな反抗心だった。
