遥か彼方に浮かぶ理想郷<アヴァロン>で待つ男がひとり。世界へ向けた聖剣、浮かべた笑み、自らこそが聖暦の王だと名乗りを上げた。少し伸びた前髪から覗く、揺るがない瞳、果たすべきは、王の責務。常界最強の男と共に、開かれた扉のその先へ。
BOSS: 聖王アーサー
「少し遊んでやろう」
「その程度か?」
「そういやお礼がまだだったな」
「まずはベディとユーの分だ」
「これはトリスとチビの分」
「あとじーさんとケイの分な」
「デコすけと誰かのもついでに」
「パーシとモルの分もだ」
「そしてガウィとおっさんの分」
「最後にこれは俺の分だ」
「あの雪降る出会いを」
「俺は忘れない」
「だから世界が拒んだとしても」
「愛し抜くと決めたんだ」
「覚悟を見せてみろ」
【ディバイン・クラウン】
「さぁ、今こそ」
「聖王の責務を果たそうか」
【ホーリー・グレイル】
「ありがとう、さようなら」
【ワールド・エンド】