QUESTS EP:創竜神の行方
創竜神の行方Ⅰ
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♯01 創竜神の行方
古神殿の王の間をひとり訪れたヒスイ。なんだ、お別れの挨拶でもしにきたのか。玉座から動くことなく、ヴェルンはヒスイを見つめる。おい、そんな警戒すんなって。その言葉はヴェルンを守るように刃を構えた裏古竜衆へと向けられていた。
創竜神の行方Ⅱ
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♯02 創竜神の行方
弟君を傷つけられた復讐かな。問いかけるファブラ。それはまたいつか、な。歩みを止めないヒスイ。それなら、我らが紅煉帝へと反旗を翻すつもりかな。挑発するファブラ。そんなことして、俺になんの得がある。そして、ヒスイはヴェルンの眼前へ。
創竜神の行方Ⅲ
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♯03 創竜神の行方
早くそこどけよ。ヒスイが睨みつけたのは棍を構えたウロアス。止めとけ、この男は歴代の古竜衆とは訳が違う。制止したヴェルン。あぁ、俺も無駄に争いたくない。だから、聞かせてもらおうか。それは先の聖戦の結末に現れたヴェルンの意図だった。
創竜神の行方Ⅳ
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♯04 創竜神の行方
ニズル、説明してやれ。あのとき、世界を見渡す鏡が映し出したディバインゲートの解放という災厄。そして、それは世界の決定のうえでの出来事だったということ。だから、勘違いすんじゃねぇぞ。俺は、あいつらの為に出ていったわけじゃない。
創竜神の行方Ⅴ
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♯05 創竜神の行方
俺の目的の為、あいつらにはひとつになってもらわなきゃいけなかっただけさ。余裕の表情を浮かべるヴェルン。その目的を言えと言ってるんだ。落ち着いたヒスイ。きっとオマエの思っている通りさ。だが、やり方が違う。そう、これが俺のやり方だ。
創竜神の行方Ⅵ
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♯06 創竜神の行方
自室でひとり、うかない顔をしていたシオン。私は選ぶことが出来るのでしょうか。シオンの脳裏をよぎる世界の決定。そして天秤にかけられたのは故郷であり、兄であり、家族。きっと、私は私を許すことが出来ないでしょう。だから、今回だけは。
創竜神の行方Ⅶ
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♯07 創竜神の行方
俺は認めることは出来ない。それはヴェルンが竜界の王であるということ。だけど、あいつらのことを頼ませてくれ。ヒスイがついた膝と下げた頭。そんな姿、見てもつまんねぇーよ。だから、さっさと行ってこい。こうして、ヒスイは竜界を後にした。
