QUESTS EP:ドラゴンハロウィン
ドラゴンハロウィンⅠ
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♯01 ドラゴンハロウィン
突如、竜界の空を覆った無数のパンダの群れ。いったいなにが始まるのか。そこに住む竜たちは理解に苦しんでいた。だが、ひとりの竜を知る者たちは、これがその竜の仕業であるということは一目瞭然だった。こうしてドラゴンハロウィンは始まった。
ドラゴンハロウィンⅡ
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♯02 ドラゴンハロウィン
気がついたら、この格好をしていたんだ。狼男に扮したリヴィア。そして、そんなリヴィアを物陰から見つめるシオン。ふふ、私の目に狂いはありませんでした。あまりにも似合うその姿を見つめ、シオンはひとり、満面の笑みを浮かべていた。
ドラゴンハロウィンⅢ
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♯03 ドラゴンハロウィン
なんだ、みんな楽しそうじゃないか。お兄様には、是非これを。シオンがどこからか手に入れたのは在りし日の魔王の正装。お兄様のご友人も、ご招待させていただきましたよ。どこからともなく取り出された棺から、聞こえたのは優しい寝息だった。
ドラゴンハロウィンⅣ
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♯04 ドラゴンハロウィン
みなさま、楽しそうでなによりです。古神殿はハロウィン一色に。舞踏会のごとく、色とりどりのパンダは舞い踊る。今日の私は魔女っ子です、ぶいっ。そして撒き散らされる甘美なる誘惑。さぁ、みなさま、ご一緒にとりっく・おあ・とりーとっ☆
ドラゴンハロウィンⅤ
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♯05 ドラゴンハロウィン
僕は鍛錬を。そんなリヴィアもヒスイの言葉により、気がつけばハロウィンを楽しむようになっていた。が、がおー。だが、まったくもって怖くない。そんな愛らしいリヴィアの姿に、無数のカメラが向けられ、光が飛ぶたびに頬を赤らめるのだった。
ドラゴンハロウィンⅥ
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♯06 ドラゴンハロウィン
漆黒より生まれしこのオレに汝の血を捧げよ。魔王ヒスイの気分は最高潮に。さぁ、血の盟約を結ぼう。だが、そんな悪ふざけを止めたのはもうひとりの友達。おい、オレの格好して、勘違いされるようなことすんなっての。そんなキャラじゃねぇって。
ドラゴンハロウィンⅦ
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♯07 ドラゴンハロウィン
様々な来客に、様々な笑顔。そこには喜びが満ちていた。これは今夜限りの魔法なのです。シオンは終わらない魔法に胸を躍らせていた。これが現実かどうか、そんなことはいまは忘れましょう。だから、今日が終わるまでは、思う存分楽しみましょう。
