生まれながらに王である男に、幼い日の記憶はなかった。雨に打たれながら、泥にまみれながら、それでも遊び続けた記憶も、友人も存在していなかった。だが、そんな男に出来た友人。だけどもう、友ではいられないんだ。ありがとう、さよなら。
BOSS: 【追想】オベロン
「争うと言うんだね……」
「あまり怒りたくはないんだ」
【レイ】
「早く逃げたほうがいいよ」
「さぁ、早く」
【ビューティ・サンセット】
【レイ:ノーン】
「もう、止めよう」
「あまり怒らせないでくれ」
「もう、戻れないよ」
「終わりをあげるよ」
「……ごめんね」
【ビューティ・サンライズ】
「ふっ!」
「はぁっ!」
「……強いね」
「これで、本当に最後だよ」
「もう、容赦しないから」
「さぁ、いいかな」
【フィアレス・ラメント】
「……」
【創醒の光】