そろそろ、夢から醒めてもらおうか。理事長はそっと指を鳴らす。崩れ去る日常、それは、本来存在してはいけない嘘の日常。少しでも、楽しんでもらえたかな。そう、これも大いなる希望の、ひと欠片にすぎない。嘘に縋ったところで、嘘は嘘なのさ。
BOSS: 【聖学】アーサー
「聖学のルールを教えてやろう」
「その程度か?」
「聖学七不思議を知ってるか?」
「一つ、俺に従え」
「二つ、俺に従え」
「三つ、俺に従え」
「四つ、俺に従え」
「五つ、俺に従え」
「六つ、俺に従え」
「七つ、俺に従え」
「あの雪降る文化祭を」
「俺は忘れない」
「だから聖学が拒んだとしても」
「通い抜くと決めたんだ」
「覚悟を見せてみろ」
【ディバイン・クラウン】
「さぁ、今こそ」
「風紀委員の責務を果たそうか」
【ホーリー・グレイル】
「楽しかったぜ」
【ワールド・エンド】