柔和な笑みを浮かべた、心やさしき隊長。だが本性は、残虐にして野心家、その男の名は、藍染惣右介。十刃を率い、男はさらなる高みを目指す。その手にあるのは、奪われし『崩玉』。動き出したその男を、止める手立てはあるのだろうか。
BOSS: 崩玉を手にする者:藍染惣右介
「敵襲だ まずは紅茶でも淹れようか」
「あまり強い言葉を使うなよ 弱く見えるぞ」
「憧れは理解から最も遠い感情だよ」
「目に見える裏切りなど知れている」
「よく成長したものだ 私の思い通りに」
【破道の六十三 雷吼炮】
【縛道の八十一 断空】
「鼠取りにもそろそろ飽きてきたのだがな」
「私が天に立つ」
「今すぐにでも 心臓に手が届きそうだ」
「一体いつから」
「鏡花水月を使っていないと錯覚していた?」
【破道の九十 黒棺】
「君の今までの戦いは全て私の掌の上だ」
「見ているがいい この戦いの行く末を」
「王建の創生に執りかかる」