最後の一撃を受けとめたのは、古ぼけた機械だった。本日に限り、当園のパレードは出張とさせて頂きます。ウサギのきぐるみは告げる。小さな犬は獣を呼び出し、背の高い案山子は風の刃を、翼の獅子はその鋭い牙を、それぞれの想いを放つのだった。
違う、違う、違う、違う、違う、違う、堕水才の脳裏を埋め尽くす言葉。だが、蒼き兄弟はその隙を見逃しはしなかった。あの日覚えた初恋は、恋する人の手により、終わりを迎えた。それ故に、堕水才の初恋は最高の形で終わりを迎えたのだった。
すでに、鞘は宝物庫から運び出された後だった。そんなことって。動揺するオリナ。君たちが来ることは、初めからわかっていたよ。だったら、なんでオマエらがここで道塞いでんだよ。ライルが突いた核心。この先には、大切な何かがあるんだろう。
私は王でありながら、あるまじき道を選んでしまった。その証拠が寄り添う罪深き道化竜だった。まさか、初めから。焦りを隠せない真教祖が出したのは各教団員への避難勧告。だから、私は古の竜王なんだ。新しい時代は、貴様以外の誰かに任せよう。
イフリートぼんはかなり怒りやすいぼん。いつもカリカリしてるぼん。そのくせに、意外と優しい一面もあるぼん。厳しさは優しさの裏返しなんだぼん。だから、怒っていても大目にみてあげて欲しいぼん。っていうか、怒らせるほうが悪いんだぼん。激怒しているときの炎の温度は1000℃を越えるらしいぼーん。
ウンディーネぼんは優しくておっとりしてるぼん。可愛いものが大好きな女の子だぼん。永遠の少女なんだぼん。だから、年齢のことを聞かれると笑顔で誤魔化すぼん。絶対に聞いたらいけない話のひとつだぼん。しつこく聞き続けて、水に還らされた奴もいるらしいぼん。やっぱり、普段優しい女が怒ると恐いぼーん。
シルフぼんはアチョチョーだぼん。運動神経抜群で、体も柔らかいぼん。身軽さなら精霊王の中でも一番だぼん。なにやら常界のとある国の武術に精通しているらしいぼん。風の扱いに長けているけど、風邪になることもあるらしいぼん。駄洒落だぼん。愛弟子を可愛がっている、心優しきお師匠様なんだぼーん。
ウィルオウィスプぼんはキラキラ歌うぼん。天界で開かれるコンサートでは凄い数の動員を記録しているぼん。その歌声には、聞いた者の心を幸せにする力を秘めているらしいぼん。だけど、失神者が続出しちゃうらしいぼん、罪な女だぼん。いつか常界のポップスターや銀河系アイドルとフェスを開いて欲しいぼーん。
シャドウぼんは暗いぼん。だけど、その暗さが癒しになっているぼん。無理したくないとき、ちょっと光が眩しいときって、誰にでもあるぼん。だから、闇を司る彼女は重要なんだぼん。決して可愛いだけじゃないぼん。うさぎのぬいぐるみも、ぶりっ子で持ってるわけじゃないぼん。あれがないと眠れないらしいぼーん。
ゼロぼんは凛々しいぼん。クールビューティーだぼん。サングラスは花粉症対策ぼん。適当言ったぼん。天界に花粉症があるか謎だぼん。天界はお花いっぱい咲いてそうで緑いっぱいありそうだから、きっと花粉症があったらみんな困るぼん。ちなみに、彼女の話はいつも難しいぼん。話通じる相手がいるのか謎だぼーん。