統合世界図鑑

INFORMATION ディバインゲート零のサービス終了と今後について

こんにちは、しらこです。

26日に零の物語を楽しみにしていますなどと書いた直後だったので、非常に残念ではあるのですが、ディバインゲート零が12月11日をもってサービスを終了する旨の告知が公開されました。

まずは今後に関して現在考えている方針について、その後、一ファンとして思っていることを書きます。

私が運営するサービスの今後について

ディバゲDB(http://dg.koga.me/)については、一切のコンテンツの公開を終了し、この統合世界図鑑へ移動するページを設けようと思っています。11月以降の実施を予定しています。

ディバインゲート零 非公式まとめ(http://dgz.koga.me/)については、現在一部のページが見れるようになっておりますが、一切のコンテンツの公開を終了し、ページを削除する予定です。12月以降の実施を予定しています。

統合世界図鑑(https://dg-pedia.koga.me/)については、今後も変わらずに提供する予定です。ただし、公式から公開される予定の図鑑アプリ「ディバインゲート エンサイクロペディア」で、このサイトがやりたかったことがすべて実現できている場合は、この限りではありません。

ちなみに、Twitterアカウントについては、更新を停止すると思います。

以上が真面目なお知らせです。 ここからはまた思っていることを書き散らすだけなので、そういうのがお好きな方だけご覧ください。

サービス終了告知に寄せて

「ディバインゲート」サービス開始からおよそ5年、ついにサービスが終了することとなりました。
まずは、関わったすべての皆さま、大変お疲れさまでした。いろいろありましたが、楽しい5年間でした。
パネルを捌くゲームシステムも好きでしたから、もう遊ぶことができなくなるのは寂しいな、というのが最初に抱いた感想でした。


私は単なるファンですから、アクワイアからガンホーに制作・開発が移ったことについて、どのような大人の事情があったのかはわかりません。 実際にゲームを作っている人とは違う人たちが、そうした判断を下したのかもしれません。

判断が正しかったのかどうかは、いろいろな事情もあるでしょうから、きっと当人たちにしか判断できないものでしょう。
私は無印が大好きですが、それでも当時からたくさんの課題を抱えながら運営されていたと思いますし、 ゲームそのものの運営としては、決して良好ではなかったのだろうなと思います。
テコ入れをすること、またその際に既存のキャラクターを活かすというところは、一般論として、決して間違った選択ではないと思います。


ただ、出来上がったもの、また無印のキャラクターの扱われ方などを見ていると、 キャラクターを一番魅力的に動かすことができるのは、きっと作った本人なのだろうな、と思います。
ディバインゲートの制作チームが丹精込めて作り上げたキャラクターを別の人が動かすには、 並大抵ではない努力をして、きちんとその意思を汲み取るか、あるいは直接聞くなどして、自分のものにする必要があったのだと思います。

熱量の大きいファンは、原作をもとにそのファン自身の中にキャラクターを作り上げてしまうので、 例えば再醒進化などで、原作の展開とファンの中のキャラクターが乖離する、いわゆる「解釈違い」が発生することは今までもあったと思います。
ただしそれは、純粋に「制作者によるキャラクター像」と「ファンの中のキャラクター像」の違いでしかありませんでした。

今回の「ディバインゲート零」では、無印とは異なる世界観の中で、キャラクターの新たな姿やセリフが追加される試みがされており、 「無印とは異なる制作者によるキャラクター像」と「無印に沿って作られたファンの中のキャラクター像」とがぶつかるわけですから、やはり両者は乖離しやすい環境だったと思います。さらに、イラストレーターさんも零では外注に変わりましたから、今までのようにイラストに意思や物語を込めるのも難しかったと思います。

こうした熱量の大きいファンが多かったこと、そして、そのようなファンが単に「零から離れる」のではなく「(解釈違いを生み出した原因である)零を攻撃する」存在になったこと、などを考えると、既存のキャラクターを活かすリスクは相当大きいものだったのだと思います。今回のサービス終了の一因にもなっているかもしれません。

無印の子たちは、安易に扱って良いものではなかったし、ガンホーが持ち続けるべきIPでもなかったのかもしれません。 まあ、すべて結果論ですが。


1年前の発表で、ガンホーが頑張って料理して、さらに面白いものを作ってくれるんじゃないかという期待を(当時出てきたアートワークからはかなり望み薄でしたが)持てたこと、また実際の思惑はどうあれ、無印のキャラクターに新しい世界でも居場所を作ろうとしてくれたことについては、素直に感謝しています。
形はどうあれサービスが続いたことで、救われた人も(私含めて)いたと思います。ありがとうございました。


ディバインゲート零の全体のクオリティについても言いたいことはたくさんありますが、ここに書くことではないと思うので省きます。ただ、ディバインゲートのユニットと初期ユーザーがいなければ、もっと早くサービス終了してたんじゃないかなとは思います。


サービス終了までのあと2ヶ月とちょっとの間、限られた予算とリソースの中、どのような還元がされるのか、楽しみです。

もう無印のファンとの関係は修復できないでしょうから、零を遊んでいない人の声はいっそ無視しても良いと個人的には思っています(あ、でも図鑑アプリでは無印も尊重してほしいかな……)。
「ディバインゲート零」のゲーム中で一番還元すべき人は、「ディバインゲート零」を好きになってくれた人です。その人たちにきちんと向き合って、感謝が伝えられる2ヶ月間になることを、1ユーザーとして期待しています。

楽しい時間を、ありがとうございました。最後まで、どうか頑張ってください。

しらこ

公開:2018/09/28 記事担当:しらこ

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