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いつかのように、ぶつかり合う炎と炎。あなたは私にとって、ライバルであり、友でした。アカネと対峙したレオラ。そして、最後は敵です。だけど、俺はいまでも。アカネの言葉を切り裂く銃剣。私は、私の想いを信じる。さぁ、全力で勝負です。
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覚悟の宿ったレオラの瞳。そしてアカネは説得を止めた。レオラの剣圧が圧倒する。やっぱり、強くなったんだな。だが、返されたレオラの言葉。あなたの炎はそんなものじゃないはずです。そう、確かにアカネの火力はいつかと比べ格段に落ちていた。
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だが、その理由を語ることなく応えるアカネ。これが本当の俺だ。だが、その言葉は嘆きではなかった。それでも俺はここへ来た。だから、ここで引くわけにはいかないんだ。生じた大きな爆発。煙が止むと、そこには地に膝を着いたレオラがいた。