-
聖常王と共に残った四大従者。対して、神界へと向かうアカネ、アオト、ミドリ、ヒカリ、ユカリ、ギンジ。ライル、リオ、三魔獣士、旧教団員。少ない戦力であり、大きな覚悟。そして彼らとは別に、また別の動きを始めた者たちも存在していた。
-
辿り着いた神へと抗う塔。違う、ここはあのときの塔じゃない。そう、かつての塔とは様変わりしていた。そして、アイツもいないみたいだ。見当たらないギルガメッシュの姿。みんな油断するなよ。開かれた塔の扉、そこには無数の怨念が蠢いていた。
-
踏み入れた塔。灯されていた明かり。僕はこの場所を知っている。アオトが口にした言葉。あぁ、よく似ているな。口を挟んだのはショクミョウだった。ただ静かに辺りを見回すサフェス。そう、かつての教団を模していた内部。気をつけろ、誰かいる。