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俺にはなんもなかった。ずっと空っぽだった。そして俺は俺の力ではなく、みんなの力でここにいる。じゃあ、いまの俺にはなにが出来るんだろう。この世界が間違っているとは言わない、正しいとも言えない。だから俺は、世界の為に世界を見極める。
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この世に生きる者はみな、大切な想いを抱いているの。それが大きいか、小さいかは関係ない。私はただ、いまも大好きな想いを大切にしたい。そのために世界を正す。そう、私はちっぽけな女よ。だけどね、この想いは誰にも負けないくらい大きいの。
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幸せって、なんだろう。私にとっての幸せは、みんなにとっての幸せじゃないかもしれない。だけど、いまのまま多くの命が不幸になる。私はだまって見過ごすことは出来ない。これは女王としての責じゃない。私個人の想い。だから、行かなきゃ。