良薬は口に甘し。それは死刑執行人学園薬学部の実験室に掲示されていた言葉。苦い薬なんて、誰も飲みたくないに決まってます、馬鹿なんですかね。だが実際には違っていた。そう、実験室の主が定義する良薬は、毒薬のことを指していたのだから。
BOSS: スパジロー
「ぐふふ、ぐふふふふふ」
「実験の相手をしてください」
「良薬は口に甘し」
【激撃劇薬第肆拾壱号・椎焚】
「予習をしてきなさい」
【激撃劇薬第参百拾壱号・憎彗】
BOSS: 薬学部特別顧問スパジロー
「では、応用編といきましょう」
「そこ、居眠りをしないように!」
「わかるまで説明しますからね」
【激撃劇薬第玖拾玖号・茉焚】
【激撃劇薬第弐拾参号・毒草】
「私語は慎め」
「素材その壱、投入」
「素材その弐、投入」
「素材その参、投入」
【激撃劇薬第弐百参拾壱号・那滅狐】
「居眠りをするな!!!」
「私語をやめろ!!!」
「授業の邪魔をするな!!!」
「……飽きた」
【激撃劇薬第捌百玖拾陸号・風祭】