私達に、居場所なんてなかった。歪な平和が生んだ犠牲。だから私達は、居場所を求めた。妖精の涙をさらう風。やがて見つけた居場所。なんで、私達なのかな。誰も教えてはくれなかった。そんな居場所さえ、新しい風はさらおうとしていたのだった。
BOSS: サマエル
「来ないで下さい」
「怖いです」
『 カンゼン ガ オトズレル 』
【ロスウィンド】
『 シズムセカイ 』
「声が聞こえます」
『 ヨアケ ハ スグソコダ 』
BOSS: 東魔王サマエル
「私が東魔王です」
「あなたには……」
「……聞こえますか?」
「喜びの声と……」
「……絶望の声が」
『 マタ アイマショウ 』