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流れ着いたプラネタラウンジで、休息する暇もなく、遂に辿り着いたのが最後のラウンジ:ムーン。求めていたはずの休息は叶わず、求め始めたのはこの場からの脱出。だけど、そう簡単には抜け出させてくれないのが、このラウンジ:ムーンだった。
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仲良しだけど、仲の悪い、だけど本当は仲良しの3色の悪戯妖精達は、最後のラウンジでさえも悪戯を繰り返していた。交わった世界により、更なる力を得てしまったその力は、もはやただの悪戯では済まされないことに、気付いてはいなかった。
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小さな4つの風は、大きな波を生んだ。その波は、風により更に勢いを増す。ただ、小さければ心地良い風も、漂うことが出来れば気持ち良い波も、その全てが混ざり合うことにより、脅威へと変わる。もう、このラウンジにも、休息はない。
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光の自立型ドライバに照らされ、浮かび上がったのは闇の悪意。一時の休息と引き換えに、訪れた予期せぬ客へと向けられたその悪意は、ライトアップされ、より一層と眩い輝きを放っていた。まるで、今から行われる行為を、正当化するかのように。
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流れ着いた者を餌にする、アリ地獄の様なこのラウンジの調査の為に舞い戻ってきたのは、ふたりの小悪魔を従えた戦う乙女。月に照らされた夜、この7つのプラネタラウンジ最期の闘いが始まる。その先に待っているのは、休息か、次なる戦いか。