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母なる海のすぐ側で、水の加護を受けた水都アクアリアに滴る水滴。至る所に作られた水路は、時として悪しき水すらも流れ着かせてしまう。海から迷い込んだ1匹の水の悪魔が優雅に泳ぐ水路。封鎖された交通網を、当たり前の生活を取り戻す為に。
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その静かで綺麗な清流は、水の力を動力源とした自立型ドライバの活動には十分過ぎた。ただ、その力が正しいことに使われている間は。循環する清流が産み出した負の循環。悪用された綺麗過ぎた水の力は、都市の加護を壊し、その平和を決壊させた。
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綺麗な水に流されて、深海にいるはずの1匹の青の幼竜が都に姿を見せた。呼び起こす津波、突破された防波堤、海の脅威が都を襲う。その水の力を抑えることが出来るのは、巻き起こる風の力。その手に風を集めて、襲いかかる海の脅威に抵抗を。