常界遠征から戻った五色の魔将が踏み入れた部屋。真ん中に置かれたテーブルと、並んだ六つの椅子。そう、そのテーブルには六つの椅子が用意されていた。そして、すでに埋まっていた一席。もう、待ちくたびれたわよ。雪無魔将シラユキの帰還。待ちくたびれたのは、私たちの方よ。再会の涙は、次の戦いの力へと。
その機体が金色の光に包まれているのか、それとも金色の光を放っているのか、その機体は金色の光と共に存在していた。どうして君が金色なのか考えたことあるかな。オリジンへの問い。いつも金色の輝きに抱かれたい。だから、君には私のすべてを込めたんだ。そしてまた、聖なる扉も金色に輝いていたのだった。